About
Regulation
レースは、オーストラリアの北端ダーウィン市からアウトバックとよばれるオーストラリア大陸中央部を縦断。大陸南端のドイツ人移民が作った理想郷:アデレード市までの全長3000kmに及ぶ公道、スチュアートハイウェイでおこなわれる。このハイウェイの名前は19世紀後半、オーストラリア内陸部がまだ未知の世界だった頃、この地の探索をおこなったスチュアート探検隊にちなんで付けられている。
このスチュアートハイウェイをサポートカーにつきそわれて朝の8時から5時まで太陽のエネルギーで走行し、もっとも早くアデレードへたどり着いたものが優勝となる
。
参加する車両には日の出から日没までの太陽光からの充電は許されるが、太陽光以外のエネルギーを使用することは禁止されている。
コース上にはメディアストップというチェックポイントが何カ所かあって、参加者はこのメディアストップで規定の時間の停車が義務づけられている。
車両規定では主に車体のサイズと(6m*2m)太陽電池の面積(一人乗りクラスは8m2、二人乗りは無制限)、搭載できるバッテリー(バッテリーの種類によって搭載できる重量が細かく決められている)と安全装備が規定され、車体設計の自由度は他の自動車競技に比べてかなり高いといえる。
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