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BackNumber〜2005鈴鹿1  

鈴鹿2005 本戦予想 2005/08/06 12:15

Dreamクラス
エネルギー源となる太陽電池発電量で考えると、芦屋大学Sky Ace TIGA、オーストラリアのAurora 101、台湾の高雄応用科技大のApollo-plusがガリウムヒ素系トリプルジャンクション太陽電池を搭載しているので有利と考えられる。ただし、低グレード品を搭載しているので、2000W程度まで出力が出そうなのがAuroraとTIGAで、台湾チームはルーフ形状なども影響し1400W程度に留まるのではないかと予想される。単結晶シリコン太陽電池の中では今回最も出力を得られそうなのが大阪産業大学OSU model S'であり、推定1600W程度となる。一方、OSUや再輝ENAXなどはENAX製モジュールに使われているLG製のリチウムイオンセルのエネルギー密度が高いため、4kWhに近いエネルギーを持っているのでバッテリー容量的には有利になっていると考えられる。さて、今日の天気は「晴れのち曇り」、明日の天気は「晴れ」となっている。かなりの発電量が期待されるため、発電量が多いチームの方がエネルギー的には有利となる。ただし、車体レベルがある程度等しいという条件での話であり、軽さという点を考えるとTIGA、OSU model S'、パンダサンのトライアシックダンディ、再輝ENAX、東海大翔洋高FALCONなども総合性能が高いと考えられる。予報が外れて天気が悪くなれば、800Wの発電量に過ぎないが最も軽量な初出場の東海大SolspiritsのTOKAI S8が不気味な存在となるかもしれない。

 
8 OSU model S'/大阪産業大学   101 Aurora 1010 /Aurora Vehicle Association Inc


21 武蔵'/柏会


Challengeクラス
今回、激戦が予想されるのがチャレンジクラスである。昨年表彰台に乗った柏会の武蔵を筆頭に、堺市立工業高のSCIENCE 705、SOLAR GIGAのGIGA 03を軸に戦いが繰り広げられると予想される。車体の仕上がり状況が気になるところだが、潜在ポテンシャル的にはMAXSPEEDのFlat Outや長野工業高校のBIG WAVE SONICが期待されるが、とくにBIG WAVEは少々完成度が低いようだ。また、歴戦の強者であるSunlakeはカウルを新調したSunlake Neoを投入し、空力的な挑戦を行っている。この他にもバカボンズのスカラバイウス、静岡工科自動車大学校のBullet 05なども上位を狙えそうな感じである。夢考房プロジェクトとしてこれまで活躍してきた実績から、金沢工業大のKIT Golden Eagleの4輪新型車も今年は完走を狙えるレベルに仕上がってきたようである。同じく4輪元祖のHATレーシングEBARA ECO-TECHも上位陣が崩れれば、安定した走行を見せるので3位くらいには入ってくるかもしれない。また、7年ぶりに戻ってきたキョンシーの走りが復活するのかも気になる。

Enjoyクラス
2003、2004年のEnjoyクラスを制した王者、紀北工業高の紀北Solar。まさに、飛ぶ鳥を落とす勢いで活躍を続けている。順当に行けば3連覇確実といって良いだろう。HALクラブのHAL Improveは、西脇工業高の車体を昨年譲り受け、走行性能が向上しているだけに目が離せないだろう。ということで新型車を作ってきた西脇工業高のSUCCEEDも仕上がりは良いようである。昨年3位の長野工業高、5位のTeam THOUSANDの蒼穹も改良が加えられこのあたりが中心となるかもしれない。

という展開を予想したところで、なんと鈴鹿サーキットには雨が降ってきた。ますます、予想は難しくなってきた…。(k)

関連リンク:ソーラーカーレース鈴鹿2005 http://event.yomiuri.co.jp/2005/solarcar/

鈴鹿2005 エンジョイクラス予選 3連覇を目指す紀北がトップ 2005/08/06 12:15

エンジョイクラス(480W)クラスの予選は、1時間半の長丁場。天候は曇り。時々わずかにコースには日が差す状況。気温は35度に迫る。

序盤は、OLYMPUSと宇都宮工業が、4分台のラップで抜きにでる。予選終了20分前、コースに雨がぱらつき始める。路面が黒く湿っていく中、大会3連覇を目指す紀北が、4'31のタイムを出し逆転、ポールポジションをゲット。2位宇都宮工業高等学校、3位OLYMPUS。この予選順が、明日決勝のスターティンググリッドとなる。エンジョイクラス決勝4時間耐久は、明日7時20分にスタートする。(s)

エンジョイクラス 予選結果
順位 No. チーム名 車名 Time
1 51 紀北工業高等学校生産技術部 紀北 TECH SOLAR 4'31.056
2 72 栃木県立宇都宮工業高校科学技術研究部 UK-hope04type2 4'36.506
3 52 OLYMPUS RS OLYMPUS RS-6 4'51.383
4 63 長野工科短期大学 Fizzer17 5'00.118
5 91 大阪府西野田工業高等学校 NSR-03-SSZZZ 5'00.337
6 57 中日本自動車短期大学 SUN BIRD 5 5'02.531
7 58 岐阜県立可児工業高等学校 KT 5'11.880
8 87 大阪府立堺工業高校ソーラーカーチーム Phoenix05 5'21.043
9 78 TEAM THOUSAND 蒼穹 5'25.087
10 71 津工業高校機械研究部 TENTELライジングサン 5'30.269
 
51 紀北 TECH SOLAR/
紀北工業高等学校生産技術部
 
72 UK-hope04typ2/
栃木県立宇都宮工業高校科学技術研究部
  52 OLYMPUS RS-6/
OLYMPUS RS

関連リンク:ソーラーカーレース鈴鹿2005 http://event.yomiuri.co.jp/2005/solarcar/

鈴鹿2005 ドリーム/チャレンジクラス予選 OSUが3'59でポールを獲得 2005/08/06 10:30


8 OSU model S'/大阪産業大学


FIA ALTERNATIVE ENERGIES CUP/DREAM CUPソーラーカーレース鈴鹿2005 ドリーム/チャレンジクラス予選。トップは、OSU大阪産業大学 OSU modelS。2位にオーロラ。3位に昨年優勝のパンダさんという結果に。

フリー走行では晴れていた鈴鹿の空だったが、予選が始まる頃には、コース上には雲が立ちこめる。予選時間は50分。09:15予選開始。序盤、各車ともタイムアタックをするが、そこそこのタイムが出た中盤には、各車とも車をガレージに戻してしまう。予選結果は、耐久レースではほとんど意味をなさないスターティンググリッドを、形式的に決めるにすぎない。これから始まる8時間の耐久レースに向け、各車ともまずは小手調べというところか。

コース上では10:20からエンジョイクラス(480W)クラスの予選が始まる(s) 

ドリーム・チャレンジクラス 予選結果
順位 No. クラス チーム名 車名 Time
1 8 DREAM OSU大阪産業大学 OSU model S' 3'59.928
2 101 DREAM Aurora Vehicle Association Inc AURORA 101 4'00.452
3 1 DREAM パンダサン チーム トライアシック ダンディー 4'05.553
4 22 CHALLENGE H・A・Tレーシングチーム EBARA ECO-TECH 4'11.128
5 9 DREAM 芦屋大学ソーラーカーPJ(A) 芦屋Sky Ace TIGA 4'11.157
6 2 DREAM 再輝 ENAX 4'24.317
7 3 DREAM 兵庫県立尼崎工業高等学校 尼工-CHALLENGER 4'32.672
8 4 DREAM 呉港高等学校 夢創心 4'39.851
9 26 CHALLENGE 堺市立工業学校科学部 SCIENCE 705 4'41.737
10 12 DREAM National Kaohsiung University
of Applied Sciences(台湾)
Apollo-plus 4'45.647

※No.101 ホワイトラインカット違反で、スターティンググリッド順は、上記予選ベストラップタイムに1分加算のペナルティ。

関連リンク:ソーラーカーレース鈴鹿2005 http://event.yomiuri.co.jp/2005/solarcar/

鈴鹿2005 フリー走行 2005/08/06 08:15



三重県鈴鹿市 鈴鹿サーキットにて開催中の、『Dream Cupソーラーカーレース鈴鹿2005』フリー走行。ドリーム/チャレンジクラスのフリー走行は、予定通り7:45から行われた。
天候は晴れ。気温27度。午後に雷雨の可能性は残るが、晴れの予報がでている。

08:15で終了したドリーム/チャレンジクラスの上位は次の通り。OSU大阪産業大4'33、再輝4'57、金沢工大夢工房5'05。コース上では、08:30にエンジョイクラスのフリー走行がスタートする。(s)

関連リンク:ソーラーカーレース鈴鹿2005 http://event.yomiuri.co.jp/2005/solarcar/

Dream Cupsソーラーカーレース鈴鹿2005 車検 2005/08/05 18:00


三重県鈴鹿市 鈴鹿サーキットにて開催中の、『Dream Cupソーラーカーレース鈴鹿2005』は本日、明日からの本戦に先立ち、車検が行われた。

今年のエントリーは、エンジョイクラス41台、チャレンジクラス22台、ドリームクラス13台の、合計76台。海外勢では、常連になりつつあるオーストラリアのAuroraが、また台湾からは高雄応用科技大学が出場している。両者ともガリウムヒ素系太陽電池を搭載し、ギリシャでのソーラーカーレースなどでも活躍しているので注目が集まっている。優勝候補No.1は、トリプルジャンクション太陽電池を搭載した芦屋大学のSky Ace TIGA。これを、大阪産業大学のOSU model S’や昨年優勝したパンダサンのトライアシックダンディーが追う展開になると予想される。

本戦が行われる6、7日の天気も好天に恵まれそうであり、発電量に勝るチームが有利な展開になると予想される。予選と本戦の大会速報も、当WEBサイトが総力を挙げて取り組む予定ですのでお楽しみに。(k)

関連リンク:ソーラーカーレース鈴鹿2005 http://event.yomiuri.co.jp/2005/solarcar/


 

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